「マーケティングの勉強をしたい」
「ブログを起動に乗せたい」
「ブログの方向性に悩んでいる」
上記のように「ブログ運営を成功させたい」人に向けて書いています。
ブログ運営は、マーケティングが大事だって聞くけど何から始めればいいの?
「ドリルを売るには穴を売れ」を読めば、マーケティングの基礎を学ぶことが出来ます。
「ドリルを売るには穴を売れ」は、経営コンサルティング会社を経営している佐藤 義典さんが書いた
マーケティングの入門書です。
佐藤 義典さんは、様々な業種のマーケティング戦略・戦術を手がけながら、自らも経営をしています。
マーケティングは、難しい専門用語が多いですが、この本は、図解やストーリー仕立てで解説していて
非常に分かりやすいです。
また、ストーリーには、筆者の体験が盛り込まれていて、リアルな現場を想像することが出来ます。
活字苦手ですが、スラスラ読む事が出来ました。
- 顧客にとって「本当の価値」がわかる
- 広告の見方が変わる
- ブログの方向性が分かる
僕は、ブログを始めたばかりの初心者ですが、
僕なりの気付きや感じた事を、ブログに関連していきながら本書の要点を余すことなくお伝えしていこうと思います。
ドリルを売るには穴を売れを読んだ学びと要約
マーケティング脳を鍛える
マーケティングは、私達の日常で起きています。
皆さん、よく見るブログやニュース記事はなぜ、クリックしてしまうのか考えた事はありますか?
実はこのクリックしてしまうことも、マーケティング戦略の一つなのです。
- なぜこのブログを見ているのか?
- クリックした理由は?
- この記事から、商品を買った理由は?
逆に、なぜクリックしなかったのか?を考えることも大切です。
色んな理由があると思いますが、
本当の理由はあなただけが知っています。
この様に、実際の顧客である自分の思考を紐解いていくことで、自然とマーケティング脳を鍛える事が出来ます。
マーケティングは学ぶより現場で発見する、 自身の体験の中から感じとる事が重要です。
すきま時間を使って、マーケティング脳を鍛えましょう。
あなたは何を売っているのか
あなたは、工具のドリルを売っているとします。
あなたにとって売り物はドリルですが、顧客にとっては、ドリルではなく
ドリルが開ける穴に価値があります。
この事は、ほとんどの人は売り手になった瞬間に忘れてしまします。
「顧客にとっての価値」を売り、
その対価として顧客からお金をいただくこと。
また、顧客が払う対価はお金だけではありません。
- お金
- 買いに行く、ブログを見るエネルギー
顧客が払う対価を減らすために、必要な情報を分かりやすく提供することが大切です。
分かりやすい方が、エネルギー使わないもんな〜
分かりやすい=顧客にとって価値が上がるって事ですね。
誰があなたの商品を買ってくれるのか
「30代男性向けに書かれた雑誌」
「万人向けに書かれた雑誌」
あなたはどちらを買いますか?
皆さんの回答は、おそらく「30代男性向けに書かれた雑誌」だと思います。
ターゲットを絞らないと売れないと言う典型的な例だと思います。
本書では、絞るための具体的な方法を詳しく解説しています。
専門店に行けば、品揃えもいいし間違いないよね!
顧客の細かい要望を叶えてくれるのも、専門店の特徴だな。
あなたの商品でなければならない理由をつくる
自分の記事を見てもらう為には、競合より高い価値を読者に提供することが大切です。
- 読みやすい
- 分かりやすい
- 筆者がより使っている等
顧客にとって、高い価値を提供すれば、
自分の記事を読んでもらえます。
あたり前の事ですが、難しいですよね。
いつしか記事を書くことに満足していました…
どのようにして価値を届けるのか
商品、サービスがどんな価値を実現するのか考えましょう。
あなたは、パンを売っているとします。
では、顧客は何を買っていますか?
当たり前ですが、顧客はパンを買っています。
では、パンを通じてなにをしようとしているのか?
日曜の朝、カフェオレと一緒にクロワッサンを買っている顧客は「優雅なひととき」を買っている。
サンドイッチを買っているビジネスマンは、「時間の節約」を買っている。
あなたは、どんな顧客のどのような価値を実現しようとしていますか?
僕がよく行くコンビニは「時間の節約」の価値を提供しているんじゃないかな?
顧客の価値を考えると、書く記事のアイデアが出てくる…!
ドリルを売るには穴を売れを読んで変わったこと
自分のブログを一つのお店と考える
before
とりあえず自分の得意な事や、好きな事を記事にすれば、読者にも伝わるはず!
after
ジャンルバラバラな記事を書くだけじゃ、品揃えの悪い百貨店と同じだな。
もう少し何かに特化した記事を書いた方が、読者は喜ぶんじゃないかな?
そう思う事が出来る様になりました。
読者にとって本当の価値とは
before
自分の思いを記事にぶつければ、読者は分かってくれるはず!
after
僕の記事を見にきてくれる人は、どんな人なんだろう?
多分、30代男性が多くて、アウトドアが好きな人が多いんじゃないかな?
買い物に失敗したくない人や快適なアウトドアにしたい人は最終的には
「外で優雅な時間を過ごす事」が最終的な価値につながっているな…
こう言う記事も書けるな!
これもいいな!
書く記事のアイデアがどんどん浮かんできました!
普段見る広告
before
マックのCMを見て
これ美味しそう!
明日行こ!
after
マックのCMはなんでこんなに、購買欲をそそるんだろう?
商品の見せ方?
CMの構成?
フレーズ?
と自分が買ったものや、興味をもったものの広告戦略に注目するようになりました。
相手に興味を持ってもらうには、見せ方大事だなと思うことが出来る様になりました。
ということはブログで使う写真をもっと、こだわった方がイイんじゃないか?
等、自分のブログにも応用していく事に今後つながると感じています。
普段何気なく見ている広告が、これほどにも考えこまれ、私たち消費者に訴えていることに気づき
世界観が変わりました。
広告の面白さや奥深さを感じる事が出来ました。
まとめ
この本を読めば、マーケティングの基礎を学ぶ事が出来ます。
そして、難しい用語も、図解やストーリー仕立てで分かりやすく解説しているので、非常に読みやすいです。
この本を読むことで、
- 顧客にとって「本当の価値」がわかる
- 広告の見方が変わる
- ブログの方向性が分かる
マーケティングが少しでも気になる!
ブログを成功させたい!と思っている人は「ドリルを売るには穴を売れ」を読むことをオススメします!
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