こんにちは、タラコです。
2022年7月下旬に2泊3日北アルプス縦走(燕岳〜蝶ヶ岳)に行ってきたので、忘備録として書きたいと思います。
1日目、2日目、3日目の3部構成にしてお送りしたいと思います。
この記事でわかる事
✔️ 7月の北アルプス縦走登山の装備がわかる
✔️ 中房温泉〜大天井岳の大まかな行程が分かる
✔️ 大天井岳テント場が分かる
はじめに
タラコは30代男、登山初心者です。
北アルプスの燕岳〜蝶ヶ岳を選んだ理由は、表銀山コースの写真が素晴らしかったこと。
燕岳〜槍ヶ岳へ行くコースもありましたが、ヘルメット推奨地帯であり、なるべく危険なところは行きたくなかったので、燕岳〜から蝶ヶ岳の縦走登山を選びました。
結果的に、燕岳〜大天井岳の表銀山コースは、景色が素晴らしく満足しています。
登山初心者の方が、中級にステップアップしたい時にオススメ出来るコースです。
大天井岳〜蝶ヶ岳は、思っていたより、危険でキツかったです。登山中級者が楽しめるコースだと思いました。
景色も、ガスっていたためあまり良い印象ではないのもありますが…
表銀山コースの景色は最高でした。
北アルプス縦走7月の服装
日中は20° まで上がり、 夜中は10°まで下がりました。
行動着
- キャップ(アウトドアリサーチ ダックビルぽいやつ)
- ジャケット(パタゴニア フーディニ)
- 長袖(アークテリクス ヴェロックス)
- 短パン(パタゴニア バギーズショーツ)
- タイツ(C3 FIT)
- 靴(スポルティバ ミュータント)
以上の格好で3日間行動しました。
結果何も不具合なく行動出来ました。
しかし、首の日焼けがヒドく、風呂の時痛かったので、次回行く時は、首のケアをしていきたいです。
今回、着用して良かった服は、C3 FITです。
着用していなかったら、もっと疲労が溜まっていたと思います。行動が長くなるほど、その恩恵は大きいです。
持ち物
見にくいですが、ベースウエイトは、約6kg台に収めることが出来ました。
食料と合わせると、合計が8kgでした。
今回、一番持っていって良かったギアは、トレッキングポールです。
足の負担を、手に分散することにより、前回よりも登山を楽しむことが出来ました。
日程の概要
1日目 中房温泉〜大天荘 テント泊
2日目 大天荘〜蝶ヶ岳ヒュッテ テント泊
3日目 蝶ヶ岳 〜 三股駐車場
1日目(中房温泉〜大天荘)
登山口まで
しゃくなげ荘バス停駐車場に車を置いて、 中房線乗合バスを使用して中房温泉登山口まで行きました。
バスの料金は1,500円。
理由は、駐車場近くにしゃくなげの湯という温泉施設があること。
結果、このプランで満足しています。
車で行きたい人は、ベストの選択肢かもしれません。
燕岳〜蝶ヶ岳の縦走を考えていて、全て公共機関を使いたい人は、上高地から入った方がいいかもしれません。理由は最後に中房温泉があり汗を流してから、公共機関に乗ることが出来るからです。
燕岳登頂開始
9;20 登頂開始
予定より1時間遅い登山行となってしまいました。
今回は、そんなにカツカツのスケジュールにしなかったため、1時間の遅れはでも、焦らずに登山を楽しむことが出来ました。
前回は、焦りで景色を楽しめなかった経験を生かすことが出来ました。
中房温泉の登山口には、温泉施設やトイレ(無料)、登山届けを出すポスト、自動販売機があり、なかなか充実している印象でした。
登山道は二つあり、一つが目的の燕岳に行く道、もう一つが東沢岳につながる道に分かれています。
燕岳に行く入り口が分かりずらいので注意してください。
10:30 第二ベンチ到着(1時間10分経過)
初めての休憩です。正直こんなにキツかったっけという思いで休憩しました。
合戦小屋まで、第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと4つあります。初心者の方は、大体50分おきに休憩できるとの事です。
11:50 合戦小屋到着 (2時間30分経過)
正直かなりキツかったです。合戦小屋までそれなりの急坂が続くので覚悟した方がいいです。
しかし、合戦小屋から道のりは、比較的なだらかな道が続来ます。
なので、合戦小屋まで着けば一安心です。
有名なスイカが500円。うーむと悩みながら、断念。水(確か200円)を購入しました。
燕岳登頂
12時20分 燕山荘到着 (3時間で到着)
人生2回目の景色でしたが、やっぱり最高でした。
この景色を見て、僕は登山が好きになりました。
時間がなかったので、燕岳山頂へは行かずに、燕山荘付近のベンチで景色を眺めながら昼休憩。
広大な景色を見ながらの、昼飯は格別です。
30分休憩するつもりが、1時間も休憩してしまいました。
表銀山コース(燕岳〜大天井岳)
13:20 縦走開始
そして、憧れの縦走登山開始です。
のっけからこの壮大な景色。天気も最高でした。
広大な山々。感動しながら歩いています。
最高の景色を見ながら、緩いアップダウンの砂利道や岩場を歩いていきます。
縦走はなんて最高なんだ!
槍ヶ岳がだんだん近くなってくるのが、分かります。
やはり、他の山に比べて槍ヶ岳の存在感は際立っています。
大下りの頭(燕山荘から1時間経過)
燕岳と大天井岳の丁度中間地点になります。
途中で喜作レリーフという、銅板があったのでですが、通りすぎてしまいました。どうせなら見たかったなー
今まで比較的平坦な道が続いていましたが、ラスト400m位から、急坂が待っています。
正直かなりキツかったです。
大天井岳までもうすぐですが、皆さんフラフラになりながら登っていました。
最後まで気を抜かずに登りましょう!
大天井岳
15:40 大天井岳頂上に到着(燕岳山荘から2時間40分)
大天井岳(おてんしょだけ)にある大天荘(だいてんそう)に到着しました。
大天荘テント場について
大天井岳は標高2,870m
テントは50張までいけるそうです。
テント張り場の地面ですが、土3割、石場7割。 平地6割 斜面4割 という印象でした。
僕が行ったのは7月の下旬、16時頃で約5割ほどのテントが張ってある状態でした。
テント張れなかったら、心配でしたが意外と余裕でした。
その後は、食事や写真撮影を楽しみました。
良い写真が撮れて満足です。
大天井岳のテント泊について
僕がテント泊した場所は、若干斜めの傾斜地でしたが、槍ヶ岳が見える場所をチョイスしました。
結果的に、一睡も出来なかったため、失敗したと思っています。
一つ目の理由は、稜線上は風が強いことです。
僕が、ワンポールテントを使用しているのもありますが、風が強いことで、テントが揺れて気が利では無い事、音もうるさくて寝れませんでした。
二つ目の理由は、傾斜地であったこと。
自分の体質もあるかもしれませんが、傾斜地では気になって寝ることが出来ませんでした。
普段平らな所で寝ているので、気になるのは当然かもしれません。
次気をつける点として、
- なるべく、平地を選ぶこと
- 風が少ない場所を選ぶこと
- 稜線上では、ワンポールテントを持っていかない
以上の点を気をつけようと思いました。
睡眠は、安全管理も含め非常に重要と実感しました。
1日目のまとめ
登山開始時刻が1時間遅くなりましたが、余裕のある登山計画をしたので、余裕を持って楽しむことが出来ました。
表銀山コースも天気がよく、稜線歩きの面白さを感じることが出来て良かったです。
中房温泉〜大天井岳でキツイ区間は、燕岳の前半とラスト大天井岳の登りです。
稜線上でのテント泊は失敗しました。
睡眠が全くとれないのは、次の日の登山を楽しめません。
良い教訓となりました。
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