アドリフトライナーの使用感は?
何度まで対応できるの?
【STATIC】アドリフトライナーを、テント泊で使用したのでレビューします。
アドリフトライナーを買って
おおむね満足しています。
その理由を解説します。
- アドリフトライナー筆者の使用感
- メリット・デメリット
この記事を読み終わる頃には、あなたの用途にアドリフトライナーが合っているかわかります。
アドリフトライナーとは?
価格 | 16,000円(税込17,600円) |
重さ | 実測239g(スタッフバッグ9g) |
生地 | Octa®ポリエステル100% |
Octa®生地を使用した
軽量・保温に優れた寝袋のインナーです。
夏場のキャンプなら、単体でも使用可能です。
アドリフトライナーの特徴
- 裏地は起毛しているため保温力◎
- シュラフカバーやエマージェンシービビーと合わせて使うと、下限7度程度まで使用可能。(個人差あります)
- マミー型、首元はドローコードで絞ることができる
大きさ
長さが約180㎝です。
肩までアドリフトライナーに潜り込んで使用するので、190㎝の方でも使用出来ると思います。
伸縮性がかなりあるので、172㎝、69kgの僕が入っても寝る体勢なら自由に動き回る事が出来ます。
収納袋に入れてみました。
縦26㎝ ×横13㎝ × 円の直径10㎝でした。
500mlペットボトルと同じくらいの長さです。
青のエナメルがかっこいいね!
太さは、ペットボトル2個分といった所でしょうか?
パンパンに収納している訳ではなく、
エスケープビィビィも一緒に入るくらいの余裕はあります。
旧型との違い
アドリフトライナーは、2022年にアップデートされました。
アップデート内容
長方形 → マミー型
約2〜5gくらいの軽量化
マミー型になった事により、保温効率UP
購入に至った経過
夏用のシュラフを探していると、Octa®で作られているアドリフトライナーのことを知り、気になり購入に至りました。
ポイントは、他の寝袋と併用して使えること。
お金がない僕にとって、うってつけの夏用シェラフでした。
アドリフトライナーと一緒にエスケープビィビィも購入することになりますが、
エスケープビィビィも寝袋のカバーとしても年中使用出来るので、お財布には経済的だと思います。
また、アドリフトパンツを所有していたため、Octa®の良さは分かっていました。
個人的Octa®のすごい所
- 通気性抜群で、汗抜けがいい
- ウインドシェルを羽織る事により、保温性◎
- 管理が楽
▼Octa®について知りたい方はチェック
寝袋のインナーで使用でき、年中使用出来ること
ビィビィと合わせれば、7°までいける!?テスター評価もあったため
即ポチしてしまいました。
筆者の使用感
7月下旬の大天井岳テント泊で使用しました。
もちろん、ビィビィライトを併用しての使用です。
就寝時の格好は、
裸足、普通のズボン、メリノロンTです。
寝る前の気温は15°くらい
ビィビィライトと組みあわせて、寝床に入りましたが、足元以外はポカポカ。
若干の不安を抱きながら就寝。
しかし、色々あって寝られず。
足元やっぱり寒い!限界!何度なんだ?と温度計をみると
12℃(温度計の若干の狂いがあったらすみません)
まじか…
ま、個人差があるもんね。
若干のショックを隠しきれませんでしたが、ビィビィの上から、エマージェンシーブラケットをかけると足元もポカポカし
無事寒さを耐え抜く事が出来ました。
次回5〜15℃くらいの気温なら、ダウンズボン、ダウンソックス、ホッカイロという装備で寝たいと思います。
涸沢テント泊でもこのブランケットに助けられました。
アドリフトライナーのメリット
コスパ◎
同じような機能を持つモンベルのシームレスダウンはガー900#5と比べても、コスパが良いのがわかります。
アドリフトライナー+エスケープビィビィライト | シームレスダウンハガー900#5 | |
---|---|---|
価格 | 17,600+5,188=税込22,788 | 税込42,900 |
重量 | 395g | 488g |
収納サイズ | 13×26㎝ | 12×24cm |
快適温度 | 15℃(個人差あり) | 9℃ |
使用可能温度 | 7℃? | 5℃ |
ただ、対応できる温度はあくまで目安なので、下界で自分がどれ位の温度まで、アドリフトライナーで対応できるのか検証することをオススメします。
汎用性がある
夏用のシュラフはもちろん。
冬用寝袋のインナーシーツ兼ブースト用にも使用出来ます。
組み合わせ次第で多様な寝袋にも併用出来るのは嬉しいです。
また、自宅用の夏掛け布団としても使用しています。
ミニマリストにオススメです。
管理が簡単
アドリフトライナーは、気軽に洗濯が出来るので管理が楽です。
しかも、速乾性に優れているので、乾くのが早いです。
気持ちいい
伸縮性があるので、どんな体勢になっても、つっぱる事がありません。
肌に当たる部分は、起毛部分なので入った瞬間気持ちいです。
アドリフトライナーのデメリット
価格が高い
税込17,600円の価値があるのかと聞かれたら、正直悩みます。
ただ、寝袋は夏用でも500gするものが多い中、
230gと軽量なことは、UL登山家やハイカーにとって、
十分メリットを感じられると思います。
対応温度は人それぞれ
お勧めはシュラフカバーやエマージェンシービビーと合わせて使うスタイル(テスターの意見集約すると下限7度程度まで。個人差あります)
https://static.staticbloom.co.jp/#Sec08
という記載があり、僕もビィビィと併用して使用しましたが、個人的には12℃が限界だった様です。
しかし、その上にエマージェンシーブラケットを使用すれば僕は暖かく寝ることが出来ました。
夏の北アルプスでも5℃くらいになることが、あるので、気をつけたい所です。
ダウンソックスやホッカイロ、ダウンパンツを履けばいけそうな気がしています。
手に入りにくい
販売開始から、2ヶ月もしないうちに売り切れていた印象です。
その年の春ごろから公式サイトのチェックをオススメします。
まとめ
- コスパ◎
- 汎用性がある
- 気軽に洗濯が出来る
- 気持ちいい
- 価格が高い
- 対応温度は人それぞれ
- 手に入りにくい
登山の軽量化をしたい方にオススメ出来ますが、下界で使用してからの使用をオススメします。
インナーシーツ兼、ブースト用としても使用出来るので、一年中使用する事が出来るので、コスパ重視のULハイカーやUL登山さんはぜひ購入を検討してみてください。
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