アウトドア×ミニマリストのタラコ( @jVLjK3sOwm7w1zn)です。
僕の愛用するテントは、【3F UL GIRE】のLANSHAN 1 PRO(ランシャン1プロ)で、その完成度には大満足。
ULテントですが、快適性・耐久性・防水性に不満はなく、買い替えの必要性は全く感じていません。
購入前は、ルナーソロの中華版ということで不安がありましたが…
UL初心者なら間違いなく買うべき必須のテントです。
海外ハイカーにも人気があるのもうなづける完成度でした。
そんなわけで本記事は「LANSHAN 1 PRO(ランシャン1プロ)のキャンプや登山の使い勝手について」1年使用したタラコが書いていきます。
「LANSHAN 1」の選び方についてもレビューしています。
LANSHAN 1 PRO(3シーズン)の概要
品名 | LANSHAN 1 PRO(3シーズン) |
---|---|
構造 | シングルウォール |
総重量 | 953g(グランドシート含む) |
フライシート | 20Dシルナイロン(耐水圧2000㎜) |
床面 | 20Dポリウレタンナイロン(耐水圧6000㎜) |
サイズ | 270 × 110 × 125㎝ |
収納サイズ | 34 × 15㎝ |
価格 | 27,631円 |
付属品 | ・テント ・ペグ9本 ・ガイライン4本 ・補修シート2枚 ・シーム処理用注射器 |
販売している3F UL GIRE(スリーエフ ユーエルギア)とうブランドとは?
「3F UL GEAR」は、中国のアウトドアメーカーです。
中華性ですが、ウルトラライト製品にこだわっており高品質でありながら、低価格であることが特徴です。
UL界隈から注目を集め始めているメーカーです。
LANSHAN 1 PRO(3シーズン)に付属してくるもの
左からテント本体、グランドシート、ペグです。
ペグは全部で9本。
同じ袋内に補修シート2枚、シーム処理用の注射器が付いてきます。
ペグも超軽量です!
専用グランドシートは、5角形です。
前室までグランドシートが延びているので、便利です。
※グランドシートが付属しない場合もあります。
シーム処理しても7gの増加
テント本体(シーム処理前)は710g
シーム処理後の重さは、719gになりました。
シーム処理する事により7g重くなりました。
全ての縫い目をシーム処理する必要はありません!
15㎝のペグは、11g。
素材はジュラルミンなので、強度は問題ありません。
ペグ9本と袋の合計は109gでした。
十分軽いペグですが下記のペグだと、50gの軽量化になります。
グランドシートは134gです。
▼購入していない方は、タイベックシートもおすすめ。
付属品全ての重量は935g
総重量(グランドシート含む)は、935gです。
1kg以下は、想像以上に軽い。
収納時の大きさは、ペットボトル3本
写真は一番コンパクトに縮めた状態です。
実測:縦25㎝ × 横18㎝ × 幅12㎝でした。
500mLペットボトル3本分の大きさです。
上から見ても、500mLペットボトル3〜4本といったところでしょうか。
広さ(ステラリッジ1、エアライズ1より広い)
1人用テントにしては、比較的広い構造です。
▼居室及び前室の広さを比べてみました。
会社・商品名 | 面積(前室込み)素人採寸 |
---|---|
mont-bell ステラリッジ1 | 2.13㎡ |
アライテント エアライズ1 | 2.29㎡ |
3F UF GEAR PRO ランシャン1Pro | 2.85㎡ |
ランシャン1は圧倒的な広さ!
前室は、申し分ない量の荷物が置けます。
雨が降っても、汚れた物を置くことが出来るので、使い勝手◎です。
寝た時の目線を撮影しました。
圧迫感はなく、普通に過ごせます。
フライを開ければ、寝ながら景色を楽しめます。
頭を端までつけて、足側のスペースを撮影しました。
僕は172㎝ですが、足側はバックパックが余裕で置けるスペースがあります。
寝て上を撮影しました。
天井は125㎝あります。
圧迫感は無く、快適に寝る事が出来ました。
コスパ最強、軽量トレッキングポール(187g)
ポールは付属しないので、自分で用意しましょう。
▼軽量かつコスパ最高のトレッキングポール
グランドシートは必要?
持っていくことをオススメします。
理由はテント底が破れにくい事はもちろん、撤収の際、グランドシート上でテントを畳むことが出来るからです!
グランドシートが無いと、地面で畳まないといけないのでテントが汚れます。
悩むなら、買って損はなし。
軽量のタイベックシートがオススメ
ランシャン1プロと比較した商品/ルナーソロ、クロスオーバードーム
- Six Moon Designs ルナーソロ
- 3F UL GEAR ランシャン1プロ
- ヘリテイジ クロスオーバードーム2g
ルナーソロ VS ランシャン1プロ
ブログ、口コミ等調べた結果、機能的な大差はないと判断し、ランシャン1プロを選択
ランシャン1プロ VS クロスオーバードーム2g
クロスオーバードーム2gは総重量630g。
ランシャン1proは、僕のトレッキングポールを含めれば 1.12kgです。
決定打となったのは、前室の可否と値段です。
ランシャン1プロは、前室があるので、
- 雨の日の快適性
- メッシュ越しに虫を気にせず景色が楽しめる
- 風が感じられ夏が快適
と思ったためランシャン1プロを選択しました。
また、ランシャン1プロとクロスオーバードーム2Gの価格差は、17,500円です。
その価格差で色々な登山道具を買える…
と思ったのも決め手です。
▼軽さ、安心を求める人はクロスオーバードーム!
ランシャン1の組み立て方
まずは、グランドシートをひきます。
ペグを5ヶ所打ち込み、グランドシートを固定します。
グランドシートの上にテント本体を乗せて、バスタブから出ている紐をペグに固定していきます。
画像下の紐(バスタブの紐)をペグに固定します。
上の紐は後からでOKです。
125㎝にあわせたポールを、中から頂点に入れ込み立ち上げると立ち上がります。
▼使用したポール
前掛けを後ろにすると、こんな感じで立ち上がります。
最終的にこのような形になりました。
入り口側のペグの長さにより、下の開口部分の高さが変わるので、もう少し長いペグが欲しいと思いました。
また、裏側のガイラインは、ある程度高さのある場所にペグを打たないと機能しないと感じたので、今後使用しない予定です。
ランシャン1プロのメリット
コスパ◎
一般的なULテントは、5万〜8万かかる中、ランシャン1プロは、グランドシート含め2万3千円です。
普通のULテントより半額以下で買えるので、かなりコスパは高いと思います。
前室がある
十分な前室があるのは、魅力的です。
雨の日も経験しましたが、快適性がまるで違います。
前室があることにより、汚れた物、濡れたものを置くことが出来ます!
山の天気は変わりやすいので、前室は嬉しいです。
デザインが優秀
登山では、モンベルやアライテントのテントが多いです。
僕が登山稜線上でテントを張った時は、ワンポールテントは僕だけでした。
ちょっとした優越感に浸る事が出来ました。
あと、テントを探すのに苦労しないというメリットがあります。
工夫すれば、結露しにくい
シングルウォールテントの弱点は結露です。
しかし、上の写真のように下の開口部を広めにして一晩寝た所、結露はしませんでした。
なので、気温が高い時は、開口部を広く取れば結露はほぼしません。
ランシャン1プロのデメリット
シーム処理をしなければいけない
シーム処理しないとテント内に水溜りが発生します。
▼シーム処理なしで雨の中検証しました。
台風の中頑張りました…
検証結果により、必要な部分のみシーム処理を実施しました。
▼参考にしてください。
フロントペグが短い
入り口に使用するペグのみ、短いと感じました。
長いほど下の開口部が広げて結露を防ぐことができるので20〜25センチくらいのペグが欲しいと思っています。
▼軽量で長いペグのセット
安く購入する方法
3F UF GEAR公式サイト
3F UFGEAR の公式サイトの値段は169ドル(R4.7.17 23,300円)
です。恐らく送料込みで行けると思います。
▼3F UF GEAR公式サイト
メルカリ
3ヶ月ほどチェックしていましたが、相場が10,000円〜20,000円です。
ただし、出品数が少なく、出品されても直ぐに売り切れてしまう印象です。
僕も3ヶ月間狙っていましたが、ランシャン1proの3シーズン グレーカラーと決まっていたので、なかなか出品されず購入が厳しいと思い諦めました。
アリエキスプレス
中国の楽天と言った大型販売サイトです。
R4.7.17時点で送料込みで24,416円です。
しかし、ランシャン1プロと全く同じスペックで、FLAM”S CREED とうメイカーから販売されているものが売っています。
値段が 19,458円で正直これを買おうか迷いましたが、怖くてやめてしまいました。
一応リンク貼っておきます。購入された方がいたらコメント頂けると嬉しいです。
【オススメ】楽天
僕が最終的に購入したのは、楽天です。
5の付く日を狙って購入したり、楽天カードと組みあわせることで(4倍で計算)約940円のポイントを貰えることが出来ます。
楽天の購入が一番安心です!
まとめ
- コスパが抜群
- 前室がある
- かっこいい
- 工夫すれば結露が防げる
- シーム処理をしなければいけない
- 入り口のペグが短い
デメリットもありますが、コストパフォーマンスに優れているULテントだと思います。
キャンプ、ロングトレイル、渓流泊、登山と幅広いアウトドアを快適に楽しめるテントです。
ルナーソロと迷っている人も多いと思いますが、機能的に大差ないので、半額以下で買えるランシャン1プロをオススメします。
コメント
コメント一覧 (4件)
私も同じランシャン持ってます。
シルナイロン生地の4シーズン用になります。テン場では被らないというのが良いですね\(^o^)/
えっ!!と思ったのが、グランドシートです(^_^;)
私は本体と同じ形で敷いてますが、五角形の頂点を全室側にするという方法は目からウロコでした( Ꙭ )!?
今度やってみます(^-^)v
クロクロさんコメントありがとう御座います!
グランドシートですが、なるほど!正式な使い方はクロクロさんの使い方ですね!汗笑
前室グランドシートもなかなか使えるのでやってみてください!
ルナーソロと比較し、横幅20センチの違いでなやんでいます
テラノバレーサーコンペティションを持っていて横幅いるよなあと感じています
横幅どうでしょう
セナセイさんコメントありがとう御座います!返信遅くなりすみません汗
ルナーソロは中央が120㎝で足、頭側は約100㎝ほどと思います。
ランシャン1proは横100㎝の長方形ですが、圧迫感はなく、荷物も頭側、足側に置いても狭い感じはなく僕はちょうど良い大きさと感じております。(身長172㎝、体重70kg)
ルナーソロの中央が120㎝あるのも魅力ですね!僕は値段が許すならルナーソロを購入をすると思います!
参考にしてください!
レーサーコンペティション!僕も気になっている商品で、所有しているのが羨ましい!ダブルウォールで1kgがいいですよね。
最高幅94㎝ということで、やはり狭いと感じているのですね、、僕は100㎝以上の横幅があるテントしか所有した事がないのですが、やはり今後も100㎝以上を購入すると思います。
というのも、クロスオーバードームF(横幅75㎝)に入ったとき狭いと感じたからです。ワンサイズ上のクロスオーバードーム(横幅100㎝)との重量差は90gしか変わらず、100㎝は欲しいなと思った事が理由です。
以上となりますが、参考になれば幸いです。
今後ともしぜんとミニマルよろしくお願いいたします。